手前味噌を作り始めて、今年で5年目になります。
ここ最近はとても忙しい日々が続いていましたが、この週末だけは久しぶりに時間ができたので、「味噌づくりするなら今でしょ!」と一念発起。貴重な時間を有効に使うことにしました。
仕込みは大変ですが、作っている間は無心になれるし、発酵・熟成という工程があるものを作るのが大好きなので、やめられません(^^)
毎年、お豆の品種を変えてみたり、お塩の分量を少し調整してみたり、その年の気分でいろいろ工夫しています。
今年はたまたま地元の大豆と、地元の麹屋さんの米麹が手に入ったので、塩以外はすべて愛知産の材料で仕込みました。

今年の材料
・粗塩:390g
・大豆:1キロ(愛知県産 フクユタカ)
・米麹:1キロ(愛知県津島市の糀屋さん)
今年の工夫ポイント
これまで大豆は圧力鍋で煮ていましたが、今年は4時間30分ほどかけて、じっくりコトコト煮ました。
その間、キッチンから離れることはできなかったものの、別の料理の下ごしらえをしたりして有意義に過ごせました。
時間をかけたおかげで大豆はふっくらと仕上がり、アク取りも丁寧に行ったので、より雑味の少ない味噌に仕上がる予感です!

仕込み完了!

今年も約2キロほどのお味噌を仕込むことができました。半年後〜1年後の出来上がりが楽しみです。
味噌づくりとマインドフルネス
味噌作りを始めて5年。実はマインドフルネスも、同じく約5年前から学び始めました。
思い返せば、あの頃は苦しい日々の真っ只中(当時はそう感じていた)。それでも「味噌づくりに挑戦してみよう」と思えた自分には、ほんの少しでも気持ちの余裕があったのだな…と、今になって気づき、驚いています。
この5年間で「自分は成長できたのかな?」と自問すると、変わらない部分も多いように思います。でも、味噌作りと同じように、やり方を少しずつ変えてみたり、ときには時間をかけて寝かせてみたり…。そんなふうに、自分の中のさまざまな面も、少しずつ熟成されてきて多少なりとも成長できていれば嬉しいなと思います。