実家の畑で、「柚子」をたくさん収穫してきました。
柚子の良い香りが部屋の中にふんわりと漂い、自然と深呼吸をしています(^^)
柚子の香りはリラックスとリフレッシュどちらにも◎
柚子の主な成分の一つ「リモネン」は、柑橘系の植物に含まれる香気成分で、リラックス効果や気持ちを落ち着かせる効果が期待できるそうです。
また、リラックスとは反対の効果と思われがちなリフレッシュや覚醒、さらには頭をスッキリさせるなど、元気を少し与えてくれるような効果もあるとか。
なるほど!だから自然と深呼吸していたのですね。リラックスとリフレッシュ、どちらにも良いなんて、まさに万能な香りです。
栄養面でも、ビタミンCやクエン酸が豊富で、美容や風邪対策にも効果がありそうです。
良い香りをくんくん…クンクン…嗅いで深呼吸しているうちに、年末年始の忙しさや、なんとなく抱えていた不安や憂鬱な気持ちは自分自身が作り出していたことに気づきました。
いっぱい深呼吸して、気分良く大切に時間を過ごそうと思います。
柚子で「柿酢柚子ぽん酢」作り
柚子の季節になると、柚子ジャムや柚子胡椒、柚子茶など、柚子を使った手作り料理がSNSなどでたくさん紹介されていますね。
わたしも10年ほど前から毎年、柚子ぽん酢を欠かさず作っています。
今年は少しアレンジを加えて、柚子に加えてもう一種類、「柿酢」という柿から作ったお酢を使い、「柿酢柚子ぽん酢」を作ってみました。

「柿酢」は、↑こんなかんじで渋柿や甘柿の皮など(柿なら何でもOK)を瓶に詰めて、3~4カ月間、一日一回混ぜて発酵させると、天然酵母の力でお酢ができあがります。
写真は今年仕込み中の柿酢の瓶ですが、今回のぽん酢には昨年、手作りしたものを使用します。
柚子のさわやかな酸味と、柿酢のフルーティーな酸味を組み合わせて、わたし流のぽん酢に仕上げました。
柿酢が手に入らない場合は、他の柑橘系の果実を数種類組み合わせたり、もちろん柚子だけで作ってもOKです。
「柿酢柚子ぽん酢」の材料と作り方は以下のようです。
材料(作りやすい分量 約400ml)
柚子果汁 | 100cc |
柿酢 | 100cc |
醤油 | 200cc |
みりん | 80cc |
昆布 | 4枚(約5✕6cm) |
かつお節 | 25g |

作り方
- 鍋に、醤油、みりんを入れて、火にかけます。沸騰したら弱火で5分煮切ります。
火を止め、しばらくおき、完全に冷ましておきます。 - その間に、柚子を搾ります。
- 保存容器に、搾ったゆず果汁、柿酢、冷ました 1. と、昆布、かつお節、すべてを合わせます。
- 冷蔵庫に入れ、1週間ほど寝かせます。
- 寝かせ終わったら、かつお節と昆布をザルで濾して、できあがり◎

食材を最後まで無駄なく使い切る
搾った柚子から出た皮や種、それから濾した昆布やかつお節も、捨ててしまわずに、有効利用していきます。
柚子の種 | ●種をお醤油に漬け込み、ゆず風味のお醤油ジュレとして料理に♪ ●種をホワイトリカーに漬け込んで化粧水の原液に♪ ※どちらもトロトロっとした液体に変わります。 |
柚子の皮 | ●乾燥させて、お漬物に加えたり、煮物に添えたり、お料理の香り付けに活用。 ●細かく砕いて七味に入れると、香り良い柚子七味に♪ |
柚子のワタ | ●袋にいれて、最後はお風呂に入れてゆず風呂に。 |
昆布 | ●砂糖、みりん、酒、醤油で煮て佃煮に。 |
かつお節 | ●そのまま冷奴にのせたり、お浸しに混ぜて活用。 |


残りのワタをお風呂に浮かべて
柚子は果汁も皮もワタも全部活用できて、すごいですね。
まとめ
柚子が放つ香りに癒やされ、落ち着いた気持ちにさせてもらったわたしですが、柚子を自分に置き換えて考えてみると、自分自身が放っている空気感も、周りに何かしらの影響を与えているのだと感じます。
できれば、悪いものは放ちたくないなぁ…と思ったりします。
なるべくなら、いつも笑顔でいたいけれど…。疲れていたり余裕がないと、反応的にイライラしたりムッとしたり…時には落ち込んだり、いろいろな気持ちが湧いてきますよね。
でも、まぁそれも今の自分だから、と思って、そのまま自分を見守り、自分で自分を許す気持ちを持てるといいなぁ〜と思います。
いよいよ寒くなってきました。
柚子の香りに包まれながら、ぽん酢を使ったお鍋でもいかがでしょうか。
おいしく温まって、元気にこの冬を過ごせますように(^^)
●「柿酢柚子ぽん酢」づくりは、動画でも見ることができます。よろしければ作ってみてください。