「描く瞑想」ボールペンで写仏

描く瞑想

最近、写仏がますます好きになり、隙間時間を見つけてはココロを調える時間として、また楽しむ時間として描いています(^^)

最近、新たに試したボールペンでの写仏がすごく私には心地が良く感じられたので(^^)今回はそのお話です。

どうして、写仏にボールペン?

先日、ボールペンで描いてみたのは、上の写真の「京都の三千院・勢至菩薩像」と「奈良の安倍文殊院・騎獅文殊菩薩像」の2つです。

これらは、田中ひろみさんの著書『仏像なぞり塗り絵』に掲載されている下絵を使って描いています。

この本は、線で描いた後に色を塗るため、ボールペンのくっきりしたラインがベースにあると、その後の色塗りも心地よく行うことができます。

私は現在、色塗りには色鉛筆を使っています。(左の三千院の勢至菩薩は色塗りしていません)

以前、法華寺の十一面観音菩薩立像を鉛筆で描いたとき、輪郭までは鉛筆だけでとても心地よく写仏できました。しかし、色を塗り始めると鉛筆と色鉛筆の境目がぼんやりしてしまい、この写真のように、全体の仕上がりもモヤッとした印象になってしまいました。

鉛筆と色鉛筆で描いたもの

今思い返すと、塗っている時間も何となくモヤモヤした気持ちだったように思います。

それに比べて、ボールペンで写仏した時のスッキリくっきりとした爽快感がありながら、鉛筆と同じようにゆっくり落ち着いて描ける点がとても良かったのです。

(※鉛筆だけで写仏するのも、鉛筆ならではの柔らかい描き心地を味わえるので、色塗りをしない場合は、鉛筆写仏もとてもお薦めです。)

写仏に私がお薦めするボールペン

ボールペンといっても、私が今回使用したのはゲルインクのボールペンです。

今の時点で、私が写仏にお薦めしたいボールペンは次の2つです。


1つ目は、

無印良品の「さらさら描けるゲルインキボールペン ノック式 0.3mm」
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344872703

名前の通り本当にさらさらと心地よく描けます。0.3mmと細いので、細かな描写にも対応できるのが魅力です。
記事の冒頭に出てきた獅子の写真は、このペンで描いたものです。


もう1つは、

三菱鉛筆の「ユニボールシグノ極細 0.38mm ブラウンブラック」
https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/gel/signo/signo/um_151.html

おすすめポイントは、色が「ブラウンブラック」という点です。
本当に微妙な色加減ではありますが、黒とは違った優しい雰囲気に仕上がる気がしています。(※下の画像はブラウンブラックで描いたものです)
このユニボールシグノ極細シリーズは、0.28mmもあるようなので、細かい描写には0.28mmを使ってみても良いかもしれません。

ブラウンブラックの雰囲気わかるかな?

今回思ったこと

筆ペン、鉛筆、ボールペンと、これまでに3種類で写仏をしてきましたが、それぞれに良い点があってどれも楽しかったです。
今回はボールペン最高〜!なんて思いましたが、他の画材も毛嫌いせず、時々また試してはその時々の自分の感じ方、受け取り方の違いもマインドフルに楽しみながら発見していけるといいな、と思いました。

 

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